俳句を趣味とするみちしる沼津の行念さんの俳句コーナーです。

令和4年1月

〇気がつけば寒月見える夜道かな

〇電車にて寒日常よ夕焼に日常よ

〇心から静まり返る除夜の鐘

〇何となく元気はどこかおせちかな

令和3年12月いつまでも平和を願ふ日向ぼこ
冬至梅やがてどこかで期待する
うれしさは野菜たっぷりお鍋かな
冬苺そんなものかと会話あり
令和3年11月来たるべき未来を思ふ小春かな
大根におもひを重ね今がある
冬めいて何でもなれと唱えてる
オリオンのキオク残して今がある
観楓もいつの間にやら一歩ずつ
令和3年10月重ねれば紅葉のあるおもひかな
秋雨に気持ちもどこか休みあり
あの頃の運動会のほろ苦さ
彼岸花忘れて探す名前かな
令和3年9月秋団扇もうそろそろとしめくくる
何遍も背伸びしつつも秋うらら
秋分の元気はどこか乱反射
秋草に平和をのぞむ家の中
見上げつつ唱へる限り夕月夜
令和3年8月秋扇忘れゆくなら幸せか
見上げつつ雨戸を閉める星月夜
空蝉の現実遠き憂鬱よ
昔から天道虫にごあいさつ
夏草にいきてるものに一歩ずつ
トマトにも救いを求め胃に届く
令和3年7月手紙にも時代が変わる不思議かな
令和3年6月七変化画面があっておどろかず
噴水にいつもと違う気分かな
ビールにも仕事目掛けて祈るかな
アジサイもお別れ近き気合かな
令和3年5月風薫り力をもらふ道中よ
夏隣雑務重ねて一歩ずつ
五月から展開読めぬ課題かな
薫風や我が心にも活力を
流されて願いを込めて夏の風
交差点探すものなら夏木陰